通貨ペア毎の特徴

米ドル(USD)の特徴

 

アメリカドルは世界で一番流通の量が多い通貨で、第二次世界大戦以降、世界中でさまざまな貿易や投資などの決済に用いられる「基軸通貨(キーカレンシー)」として君臨しております。

 

我々からみてもなじみの深い通貨で、為替初心者の方はまず円と米ドルとの取引をすることをオススメします。

 

世界中で流通量が多く、アメリカが世界のGDPの30%を占めているため、アメリカ経済の動向次第で各国の経済動向が左右されることもしばしばです。

 

かつては、アメリカの政治力、軍事力への絶対的な信頼感から「有事のドル買い」と呼ばれていましたが、2001年の同時多発テロ事件以降、その信頼性に陰りが見えてきました。

 

また、サブプライムローン問題に端を発した米国発信の世界同時不況により、米ドルは基軸通貨としての信頼をそこなってきており、今後、米ドルが基軸通貨としての信頼を取り戻せるかが世界の注目の的であるの事は間違いありません。

 

アメリカの主な経済指標

■ISM製造業景況指数
景気転換の先行指標であり、製造業の最重要指標の一つ。
製造業300社以上の購買担当役員にアンケート調査を実施して作成される。 50を上回ると景気拡大、逆に50を割り込むと景気後退を示唆しているとされる。主要経済指標の中で、最も早く発表されることから市場の注目度が特に高く、個別の構成指数の内訳は景気動向の参考となる。

 

■非農業部門就業者数
毎月、農業を除く、30万以上の事業所を対象として一定の期間について、給与支払い帳簿の調査をベースにしています
。その帳簿をもとに、集計された、就業者数をいいます。
失業率の統計とは、就業者のとらえかたがちがい給与が支払われているか、どうかが基準になります。
業種別に、細かく分類されており、特に、製造業の就業者数の動きに関心が集まります。
現在のように、景気判断が微妙なときに、失業率があがり、非農業部門就業者数が、増えるという反対の動きになる場合もあり、市場参加者が判断に迷うケースがあります。
サンプルの数の多さから、非農業部門就業者数のほうが失業率よりも、信頼できる統計と考える人も多いと言われています。

 

■小売売上高
アメリカ小売売上高とは、アメリカ国内における小売業の売上を調査してまとめたレポートのことです。
個人消費がどのくらい盛んなのかが現れるために、景気の動向を見るために使われる。アメリカ商務省が毎月第二週を目処に発表しております。

 

■FOMC
6週間毎に年8回の火曜日、短期金利の指標であるFF(フェデラル・ファンド)金利です。FRBによるFOMC(連邦公開市場委員)で決定されます。

 

■GDP(国内総生産)
米国内で生産された品目の価値を計算したもの。Gross(全体)Domestic(国内)Product(生産)の頭文字をとったものです。

 

初心者の方は、まずドル円で取引することをおすすめします。理由としては、情報量が多いことと、ポンド円のように値動きが激しくないためです。

 

また、どのFX会社もドル円を基本としてスプレッドを設定して広告・アピールを行っているため、少ない手数料(スプレッド)で取引できます。その点ではデイトレ派にも向いているとも言えるでしょう。